山本公一

(やまもとこういち)
政治家・実業家。元衆議院議員。元環境大臣(環境相兼原子力防災担当相)。旭日大綬章受章者。

愛媛県の南部に位置する宇和島市の出身。1991年に愛媛県議会議員選挙において初当選するも、任期途中の1993年に辞職。同年、国政に打って出るため、今井勇・元厚生大臣の後継として衆議院議員総選挙に旧愛媛県第3区より出馬し、トップ当選を果たした。

以後、2017年の第48回衆議院議員総選挙まで、9期連続で当選。その間、環境政務次官や総務副大臣、内閣府特命担当大臣、衆議院内閣委員長、国家基本政策委員長、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会・委員長、沖縄及び北方問題に関する特別委員会・委員長などを歴任。さらに2016年、安倍晋三内閣総理大臣(当時)の下、第3次安倍第2次改造内閣において環境大臣および原子力防災担当大臣に就任し、初入閣を果たした。

また、愛媛県宇和島市に本拠を置く海運会社である盛運汽船株式会社の代表取締役社長なども務めた他、日韓議員連盟・自民党たばこ議員連盟・みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会・日本会議国会議員懇談会など多くの団体に所属した。2019年、健康上の問題を理由に、次の総選挙には立候補しない意向を表明。2021年に政界を引退。

東京都内にある病院にて死去。死因は、誤嚥性肺炎であった。76歳。晩年は、病気のために療養生活を続けていた。

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