巽フサ

(たつみふさ)
国内最高齢の女性(死去当時)。110歳以上の人物を表す「スーパーセンテナリアン」として知られていた。

1907年(明治40年)4月25日、大阪府にある中河内郡八尾町(現在の八尾市)に生まれ、茶道、華道、生け花などに親しみながら暮らした。2013年より、大阪府柏原市にある特別養護老人ホーム「はくとう」に入所。入所当時、車椅子生活の上、既に100歳を超えていたものの、食事・化粧などは自ら行い、体操もするなど元気な様子だったという。近年は1日のほとんどの時間をベッドで過ごすことが多くなっていた。厚生労働省によれば、2022年4月に福岡市の女性が119歳で亡くなったことで、国内最高齢(存命している人物のうち、日本における最高齢)となった。

大阪府八尾市にある病院にて死去。死因は、老衰であった。116歳。12月に入ってから体調不良が続いていたものの、前日までは食事も摂っていたという。職員が呼吸をしていないことに気付き、病院に運ばれたが、亡くなったことが確認された。

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