ジョーン・クロフォード

女優(アメリカ)。サイレント映画の時代から長きに渡って銀幕の世界で活躍したほか、テレビ・舞台などにも数多く出演した。アメリカ合衆国南部・テキサス州サンアントニオ出身。俳優であるダグラス・フェアバンクス・ジュニア、および同じく俳優であるフランチョット・トーンの元妻。

劇団でのダンサーや、ニューヨーク・マンハッタンのブロードウェイにおけるコーラスガールなどを経て、1925年に映画製作会社「メトロ・ゴールドウィン・メイヤー」(MGM)と契約。映画女優としての第一歩を踏み出した。以後、映画を中心に数々の作品で活躍。1970年代前半まで表舞台に立っていたが、以降は老いを理由に隠居生活を送っていた。

出演した主な映画には、「夜の女」「モダン結婚」「海軍士官候補生」「サークル」「ベン・ハー」「古着屋クーガン」「三人の踊子」「踊る英雄」「初陣ハリー」「知られぬ人」「シンガポール」「ローズ・マリー」「シンガポール」「若殿頑張る」「踊る娘達」「ハリウッド・レヴィユー」「デパートの横顔」「グランド・ホテル」「今日限りの命」「令嬢殺人事件」「ダンシング・レディ」「私の行状記」「男子牽制」「花嫁は紅衣装」「真珠と未亡人」「空駆ける恋」「ザ・ウィメン」「ミルドレッド・ピアース」「ハリウッド玉手箱」「美しさ故に」「哀しみの恋」「突然の恐怖」「大都会の女たち」「光は愛とともに」「血だらけの惨劇」「地底の原始人・キングゴリラ」「姿なき殺人」などがある。

テレビドラマ・テレビシリーズ・テレビ映画では、「0011ナポレオン・ソロ」「ティム・コンウェイ・ショウ」「シックス・センス」「バージニアン」「四次元への招待」「The Joan Crawford Show」「Easter Island」「Garbo」「Scare Her to Death!」などがある。

主な受賞歴に、アカデミー賞(主演女優賞、1945年)を始め、AFI賞(AFIアメリカ映画100年シリーズ・女優部門第10位)、ゴールデングローブ賞(セシル・B・デミル賞、生涯功労賞)などがある。

アメリカ・マンハッタンにある自宅にて死去。死因は、心臓麻痺であった。73歳。晩年は体調を崩して健康に不安を抱える状態で生活しており、膵臓癌にも罹患していたと言われている。

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