ジプシー・ジョー

元プロレスラー(プエルトリコ)。主な活躍の場はアメリカ合衆国南部のテネシーだったが、強靭な肉体を武器にした激しいファイティングスタイルが特徴で、日本でも人気を博した。「ペペ・フィゲロア」「ブルー・インフェルノス」「ジーン・マドリッド」「アズテック・ジョー」など、数々のリングネームで戦ってきたが、最終的に「ジプシー・ジョー」に落ち着いた。アメリカで修業を行っていた山本小鉄星野勘太郎の「ヤマハ・ブラザーズ」とも対戦歴がある。ナックル・パンチやダイビング・ニー・ドロップが得意技。

獲得した主なタイトルには、GPWヘビー級王座、NWAウエスタン・ステーツ・タッグ王座、NWAセントラル・ステーツ・タッグ王座、NWA南部タッグ王座、NWA世界タッグ王座、AWA南部タッグ王座、ICW世界タッグ王座、USWAジュニアヘビー級王座などがある。

2011年、77歳にして現役を引退。WWE(World Wrestling Entertainment, LLC.)によると、当時の現役としては世界最年長だった。

死因などの詳細は不明。82歳。2013年には、長きに渡って悩まされていた痛風により、右足の切断を余儀なくされるという不運に見舞われている。

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