灰島かり

(はいじまかり)
児童文学研究者・翻訳家。舞踏評論家・舞踏史家・翻訳家で、法政大学名誉教授などを務めた鈴木晶の妻。作家・小説家・エッセイストで、日本経済新聞記者などを務めた鈴木涼美の母。

数々の絵本の翻訳などで有名。児童文学の専門家として活躍する傍ら、白百合女子大学講師なども務めた。

主な著書(共著・編著を含む)に、「絵本翻訳教室へようこそ」「こんにちは」「ラブレターを書こう」「絵本をひらく – 現代絵本の研究」「英米絵本のベストセラー40」「かんじのえほん」などがある。

翻訳した海外書籍・海外絵本は数知れず、その一部には、「お助けナブラーが、やってくる」(パム・エアーズ)、「猫語の教科書」(ポール・ギャリコ)、「そして、奇跡は起こった!」(ジェニファー・アームストロング)、「ケルトの白馬」(ローズマリー・サトクリフ)、「ケルトとローマの息子」「夜明けの風」(サトクリフ)、「へそまがり昔ばなし」(ロアルド・ダール)、「アーサー王の剣」(エロール・ル・カイン)、「チューリップ・タッチ」(アン・ファイン)、「こぶたは大きい」(ダグラス・フロリアン)、「ナイトシミー」(グエン・ストラウス)、「ダールさんってどんな人?」(クリス・ポーリング)、「エラは小さなバレリーナ(シリーズ)」(ジェイムズ・メイヒュー)、「靴を売るシンデレラ」(ジョーン・バウアー)、「パックン!おいしいむかしばなし」(ルーシー・カズンズ)、「いちにちといちねん絵本(シリーズ)」(オリビア・ブルックス)、「絵本の絵を読む」(ジェーン・ドゥーナン)、「メリサンド姫 – むてきの算数!」(ネズビット)、「おどかさないでよ、ガオくん!」(トマス・テイラー)、「月のしずくの子どもたち」(ローラ・クラウス・メルメッド)などがある。

死因は、胃癌であった。66歳。

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