早野凡平

(はやのぼんぺい)
大道芸人・パフォーマー・ヴォードヴィリアン・タレント。大道芸人として名を馳せていたパン猪狩に師事し、舞台やテレビの演芸番組などで活躍した。舞踏家である印南明美の夫。タップダンサーである松本晋一の父。

「ホンジャマカ帽」と呼ばれる帽子を使用したヨーロッパ起源の「Chapeaugraphy」(古典芸)で知られている。そのほか、「カウボーイ」「ナポレオン」「牧師」「鞍馬天狗」「スチュワーデス」などの定番ネタがある。なお、石塚英彦と恵俊彰がメンバーであることで知られるお笑いコンビ「ホンジャマカ」の名前の由来は、「ホンジャマカ帽」であるという。

出演した主なテレビ番組には、NHK教育テレビジョンで放送されていた小学2年生向けの番組「うたって・ゴー」や、NHK総合テレビジョンで放送されていた子供向け科学番組「レンズはさぐる」などがある。また、フジテレビ系列で1989年に放送され、田原俊彦や野村宏伸の出演でシリーズものとして人気を博したテレビドラマ「教師びんびん物語II」にも出演を果たしている。ラジオ番組では、文化放送で平日昼間の時間帯に放送されていた「歌謡大行進」で水曜日のパーソナリティーを担当していた。

主な受賞歴に、文化庁芸術祭賞など。

弟子に、東京演芸協会に所属する漫談家のはやのみこみがいる。

死因は、転移性肺癌であった。50歳。

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