中村八大

(なかむらはちだい)
作曲家・ピアニスト(ジャズ)。クラリネット奏者だった中村二大の弟。数多くのヒット曲を生み出したことで有名。

代表的な作品に、坂本九が歌い、世界70ヶ国で親しまれた「上を向いて歩こう」(Sukiyaki)や、梓みちよが歌った「こんにちは赤ちゃん」を始め、「コメットさん」(九重佑三子)、「帰ろかな」(北島三郎)、「明日があるさ」(坂本九)、「しゃれた気分」(宝みつ子)、「宇宙にとびこめ」(中山千夏)、「夢であいましょう」(坂本スミ子)、「おさななじみ」(デューク・エイセス)、「東京の四月」(ザ・ピーナッツ)、「ルックチョコレートの歌」(弘田三枝子)、「遠くへ行きたい」(ジェリー藤尾)、「雨の遊園地」(中尾ミエ)、「世界の国からこんにちは」(三波春夫)、「ぼく達はこの星で出会った」(松崎しげる)などがある。

また、日本テレビ系列の人気お笑い番組「笑点」のテーマソングや、「振り向けば松坂屋」といったCMソング、「柏市立柏高等学校校歌」などの校歌、「近鉄の歌」(近畿日本鉄道の社歌)といった企業の社歌など、幅広く手掛けた。

著書に、「ぼく達はこの星で出会った」など。

晩年は鬱病や糖尿病など、健康状態に悩まされていた。心不全のため。61歳。

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