フレッド・ジンネマン

映画監督(アメリカ)。「ジュリア」「ジャッカルの日」「真昼の決闘」などの代表作品によってその名を馳せ、受賞歴も多数。

権力に臆することなく、自らの信念を貫きながらメッセージ性の高い作品を撮り続けるその姿勢は、「ハリウッドの良心」と称され、高く評価された。

主な受賞歴には、数々のアカデミー賞(監督賞、短編映画賞、作品賞、短編ドキュメンタリー映画賞)を始め、ゴールデングローブ賞(監督賞、作品賞)、全米監督協会賞(D・W・グリフィス賞、長編映画監督賞)、ニューヨーク映画批評家協会賞(監督賞、作品賞)、英国アカデミー賞(英国作品賞、フェローシップ賞、作品賞、総合作品賞、監督賞)、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞(監督賞、作品賞)、ヴェネツィア国際映画祭・国際カトリック映画事務局賞、カンヌ国際映画祭・特別賞、BFIフェローシップ賞など、枚挙に暇がない。

また、監督を務めた主な映画には、上述した3作品「ジュリア」「ジャッカルの日」「真昼の決闘」を始め、「第七の十字架」「山河遥かなり」「男たち」「地上より永遠に」「オクラホマ!」「日曜日には鼠を殺せ」「サンダウナーズ 」「氷壁の女」「尼僧物語」「わが命つきるとも」などがある。

死因は心臓発作。89歳。

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