グレゴリー・ペック

俳優(アメリカ)。代表的な出演作品として、ウィリアム・ワイラーが監督を務め、オードリー・ヘプバーンとの共演を果たしたロマンス映画「ローマの休日」が特に有名。

その他、「炎のロシア戦線」「愛の決断」「子鹿物語」「決死の猛獣狩り」「紳士協定」「白昼の決闘」「パラダイン夫人の恋」「勇者のみ」「世界を彼の腕に」「愛欲の十字路」「夜の人々」「灰色の服を着た男」「白鯨」「バラの肌着」「ナバロンの要塞」「ニューマンという男」「アラバマ物語」「蜃気楼」「アラベスク」「マッケンナの黄金」「オーメン」「0の決死圏」「ブラジルから来た少年」「宇宙からの脱出」「シーウルフ」「赤と黒の十字架」「ケープ・フィアー」「モビー・ディック」「愛のポートレイト」「私が愛したグリンゴ」など、数え切れないほどの映画(テレビ映画・テレビシリーズを含む)で活躍している。

主な受賞歴に、アカデミー賞(主演男優賞、ジーン・ハーショルト友愛賞)を始め、ゴールデングローブ賞(ドラマ部門の主演男優賞、シリーズ・ミニシリーズ・テレビ映画部門の助演男優賞)、セシル・B・デミル賞(生涯功労賞)、AFI賞(生涯功労賞)、ベルリン国際映画祭(金熊名誉賞)、カンヌ国際映画祭(特別賞)、ニューヨーク映画批評家協会賞(主演男優賞)、セザール賞(名誉賞)、全米映画俳優組合賞(生涯功労賞)などがある。また、アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)によって選定される「アメリカ映画・100年のヒーローと悪役ベスト100」では、2003年の「アラバマ物語」にてヒーロー部門のNo.1を獲得している。

さらに、東京国際映画祭における審査委員長も務めた他、ハリウッド俳優組合会長・アカデミー協会会長・アメリカ癌協会理事などの要職を歴任。

1996年に引退を宣言したものの、その後もテレビ映画やテレビドラマを中心に活動を続けていた。

死因は、老衰であった。87歳。

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