大谷和夫

(おおたにかずお)
作曲家・編曲家・ミュージシャン・キーボード奏者。レコーディング・ミュージシャン(スタジオミュージシャン)として活躍する傍ら、数々のアーティストが歌う楽曲や、映画音楽・テレビドラマの挿入音楽といった作曲・編曲も手掛ける。また、ピアノ奏者・キーボーディストとして、ロックバンド「SHŌGUN」(ショーグン)にも参加している。

人気テレビシリーズ「火曜サスペンス劇場」では、20年以上の長きに渡って音楽を担当。その他、「探偵物語」「キャッツ・アイ」「ときめきトゥナイト」「セーラー服反逆同盟」「ベイシティ刑事」「愛の若草物語」「美味しんぼ」「BE-BOP-HIGHSCHOOL」「検事・朝日奈耀子」「黒の回廊」「27才・LOVE気分」など、数々の映像作品における楽曲を担当した。

また、アーティストへの楽曲提供(主に編曲を担当)では、「一人ぼっちのランデブー」(浅香唯)、「CAT’S EYE」(杏里)、「ためらい」(石川ひとみ)、「枯葉天使」(甲斐智枝美)、「雨のメモランダム」(河合その子)、「情熱☆熱風・せれなーで」(近藤真彦)、「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」(西城秀樹)、「青春の嵐」(真田広之)、「悲しきロンリーガール」(高田みづえ)、「ニュース」(つちやかおり)、「Bon Voyage」(中森明菜)、「雲にのりたい」(長山洋子)、「Temptation(誘惑)」(本田美奈子)、「地上に降りた天使」(水谷麻里)、「花の色」(渡辺典子)、「シンデレラ・リバティもへっちゃら」(工藤夕貴)、「恋は千里眼」(山口百恵)、「無風都市」(原日出子)、「オレンジ色の絵葉書」(富田靖子)など、多数。

東京都内にある病院にて死去。死因は、悪性腫瘍(癌)であった。61歳。

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