ジョセフ・ワイズマン

俳優(カナダ)。

10代の頃に舞台「Abe Lincoln in Illinois」でデビューし、アメリカ・ニューヨークにあるマンハッタンのブロードウェイなどで活躍したのち、1950年の映画「With These Hands」にて銀幕デビューも果たす。その後、数々の映画やテレビシリーズに出演するようになり、80歳を超えた晩年になってもブロードウェイの舞台に立つなど精力的な活動を見せていた。

代表的な出演作品には、世界的な人気スパイ映画「007」シリーズの第1作である「007/ドクター・ノオ」(1962年)があり、当作品での悪役ドクター・ノオ役が最も知られている。しかしながら、本人はこの役だけで有名になることを恐れていたという。

その他の出演映画には、「探偵物語」「革命児サパタ」「許されざる者」「バラキ」「追跡者」「USAブルース」「ジャガーNo.1」「ミッドナイト・ニューヨーカー」などがある。

また、出演したテレビシリーズには、「警部マクロード」「ミステリー・ゾーン」「特攻野郎Aチーム」「アメリカン・ヒーロー」「冒険野郎マクガイバー」「クライム・ストーリー」「ロー&オーダー」などがある。

舞台では、上述したデビュー作「Abe Lincoln in Illinois」のほか、「何も思い出せない」「ジャンヌ・ダルク」など。

受賞歴には、ドラマ・デスク・アワード(主演男優賞、1969年)、The Obie Awards(1998年)などがある。

アメリカ・マンハッタンにある自宅にて死去。死因などの詳細は明らかになっていない。91歳。

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