サイモン・マッコーキンデール

俳優(イギリス)。女優であるスーザン・ジョージの夫。同じく女優であったフィオナ・フラートンの元夫。

アガサ・クリスティの「ナイルに死す」を原作とし、ジョン・ギラーミン監督・アンソニー・シェーファー脚本で映画化された1978年のミステリー作品「ナイル殺人事件」に出演していたことで知られている。

そのほか、ジョー・アルヴスが監督を務め、リチャード・マシスンが脚本を手掛けた1983年のパニック映画「ジョーズ3」(原題は「Jaws 3-D」で、劇場公開当時のタイトルは「ジョーズ3D」)にも、海洋生物専門の有名写真家フィリップ・フィッツロイス役で出演している。

それ以外のハリウッド作品は多くはなく、母国イギリスやカナダにおいて、主にB級作品で活躍した。

出演した作品は、上述した「ナイル殺人事件」や「ジョーズ3」を始めとして、「メントーズ」「ジャガーノート」「クイーン・オブ・ソード」「デッドショット」「バイオレットより愛をこめて」「ラスト コップ」「マジック・クエスト」「太陽のエトランゼ」「謀略海域/北海の激闘」など。

死因は、癌であった。58歳。4年間の闘病生活を送っていたが復帰はならず、癌は体の各部に転移していたという。

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