藤圭子

(ふじけいこ)
演歌歌手・女優。歌手である前川清の元妻。音楽プロデューサーである宇多田照實の妻(宇多田照實とは、7度に渡って離婚・再婚を繰り返した)。世界的な評価を得ている歌手・シンガーソングライターの宇多田ヒカルの母。

代表的な発表曲に、「圭子の夢は夜ひらく」などがある。そのほか、「新宿の女」「命預けます」「さいはての女」「女は恋に生きてゆく」「京都から博多まで」「悲しみの町」「別れの旅」「明日から私は」「花小唄」「私は京都へ帰ります」「さすらい」「はしご酒」「女だから」「面影平野」「聞いて下さい私の人生」「酔い酔い酒場」「可愛い女」「あいつが悪い」「蝶よ花よと」「旅路」「新地の雨」「酒に酔うほど」「千年のかがり火」「母子舟」「男と女」など、多数。

アルバムでは、「新宿の女」「女のブルース」「圭子の人生劇場」「知らない町で」「遠くへ行きたい」「悲しみの町」「遍歴」「演歌の旅」「夜とあなたが」「京都ブルース」「圭子のにっぽんひとりあるき」「藤圭子演歌の世界」「女だから」「生きてるだけの女」「南国土佐を後にして」「霧の摩周湖」「黒い花びら」「貴方ひとすじ」「面影平野」「蝶よ花よと」などがある。

NHKが開催する年末恒例の大規模イベント「紅白歌合戦」には、5回(1970~1972年、1975年、1976年)の出場歴を誇る。

また、女優として出演したテレビドラマには、「閃光の遺産」「非情のライセンス」「十手野郎捕物控」「ご存じ金さん捕物帳」「サブシロのTHE・ハタラケ興業」「新・海峡物語」「標的」「ふりむくな鶴吉」などがある。

映画では、「女子学園・ヤバい卒業」「ずべ公番長・夢は夜ひらく」「盛り場流し唄・新宿の女」など。

著書に、「演歌の星 – 藤圭子物語」など。関連書籍には、「きずな – 藤圭子と私」「宇多田ヒカル – 母娘物語」「悲しき歌姫 – 藤圭子と宇多田ヒカルの宿痾」「怨歌の誕生」などがある。

受賞歴に、日本歌謡大賞(大賞)、日本レコード大賞(大衆賞)、日本有線大賞(優秀スター賞)、ゴールデン・アロー賞(大賞、演歌歌手としては初の受賞)、日本レコードセールス大賞など、多数。

死因は、飛び降り自殺と推測されている。62歳。マンション敷地内で倒れているところを発見され、病院に運ばれたが亡くなってしまった。没後、家族により、実に25年ほど前から精神疾患に悩まされていたことが公表された。

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