古橋廣之進

(ふるはしひろのしん)
元水泳選手・指導者。日本大学名誉教授。日本水泳連盟名誉会長。アジア水泳連盟終身名誉会長。日本オリンピアンズ協会名誉顧問。紫綬褒章・旭日重光章・文化勲章受章者。文化功労者。東京都名誉都民。なお、文化勲章の受章(2008年)は、スポーツ選手としては初めての快挙である。なお、名前の表記は「古橋広之進」とされることも多い。

第二次世界大戦後の日本を代表する水泳選手の1人。自由形において数々の世界記録を樹立し、「フジヤマのトビウオ」と呼ばれて国民から多大なるリスペクトを受けた。また、国際水泳連盟理事・副会長、日本水泳連盟常務理事・副会長・会長、アジア水泳連盟会長、日本オリンピック委員会会長、広島アジア競技大会組織委員会会長、日本学生トライアスロン連合会長など、多くの要職を歴任し、水泳界やスポーツ界の発展に尽力した。

主な受賞歴に、日本スポーツ賞、中日文化賞などがある。

イタリア・ラツィオ州にある首都ローマにて死去。死因は、急性心不全であった。80歳。副会長を務めていた国際水泳連盟の総会に出席してから9日後に、ホテルの部屋で亡くなっているところを発見されたという。

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