山崎豊子

(やまさきとよこ)
作家・小説家。19世紀のフランスを代表する作家・小説家である「オノレ・ド・バルザック」に例えて、一部では「日本のバルザック」と呼ばれて称えられた。

代表的な作品に、長年に渡って何度となくテレビドラマ化を果たしている「白い巨塔」を始め、「華麗なる一族」「大地の子」「沈まぬ太陽」など、多数。主要作品の大半が映画やドラマなどで映像化されている。

そのほかの小説作品には、「花のれん」「しぶちん」「ムッシュ・クラタ」「女系家族」「ぼんち」「女の勲章」「醜男」「へんねし」「二つの祖国」「不毛地帯」「晴着」「仮装集団」「運命の人」「約束の海」「花宴」「花紋」などがある。

随筆(エッセイ)など他の作品では、「大地の子と私」「小説ほど面白いものはない」「大阪づくし – 私の産声」「作家の使命 – 私の戦後」など。

受賞歴に、直木三十五賞、婦人公論読者賞、菊池寛賞、大阪府芸術賞、毎日出版文化賞(特別賞)、文藝春秋読者賞などがある。

大阪府堺市内にある病院にて死去。死因は、呼吸不全であった。88歳。体調を崩し、緊急入院したものの、関係者・本人の願い届かず帰らぬ人となってしまった。

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