佐藤泰正

(さとうやすまさ)
文学者・近代日本文学研究者。山口県下関市に本部を構える梅光学院大学の特任教授で、以前は学長も務めていた。代表的な著書に、「文学講義録 – これが漱石だ。」「文学の力とは何か」などがある。

1917年、山口県生まれ、1940年、早稲田大学にて文学博士の学位を取得して卒業。梅光女学院大学(現在の梅光学院大学)にて教授となり、大学院の設置などに取り組みながら、のちに学長まで登り詰めた。

発表した著書(共著・編著を含む)に、上述した「文学講義録 – これが漱石だ。」や「文学の力とは何か」を始め、「蕪村と近代詩」「文学と宗教の間」「近代日本文学とキリスト教」「夏目漱石論」「文学その内なる神」「中原中也という場所」「近代文学遠望」「文学における故郷」「読書の心理」「文学における笑い」「近代日本文学の軌跡」「語りとは何か」「文学における母と子」「方法としての詩歌」「日記と文学」「中原中也の詩の世界」「文学における子ども」「源氏物語を読む」「宮沢賢治必携」「文学における風土」「フェミニズムあるいはフェミニズム以後」「文学における手紙」「文学における仮面」「シェイクスピアを読む」「漱石・芥川・太宰」「ドストエフスキーを読む」「癒しとしての文学」「漱石を読む」「戦争と文学」「文学における迷宮」「中原中也を読む」「鴎外を読む」「松本清張を読む」「時代を問う文学」「三島由紀夫を読む」「女流文学の潮流」「文学は人間学だ。」「漱石における文学の力とは」など、多数。

佐藤泰正 死因

死因は、虚血性心疾患であった。98歳。

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