ミシェル・トゥルニエ

小説家(フランス)。代表的な作品に、「フライデーあるいは太平洋の冥界」や「魔王」などがある。

1924年、フランス共和国・パリ生まれ。地元のパリ大学や、ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州テュービンゲンにあるテュービンゲン大学(現在のエバーハルト・カール大学テュービンゲン)で学び、マスコミなどへ勤務しながら執筆を行っていた。1967年に発表した「フライデーあるいは太平洋の冥界」がフランスでトップレベルの権威を誇る文学賞の1つ「アカデミー・フランセーズ賞」を獲得したことにより、本格的に作家活動を開始。同じくフランスでトップレベルの権威ある文学賞「ゴンクール賞」も、次作の「魔王」にて獲得するなど、当初より高い評価を得た。

そのほかの作品には、「フライデーあるいは野生の生活」「メテオール(気象)」「オリエントの星の物語」「赤い小人」「黄金のしずく」「精霊の風」「海辺のフィアンセたち」「聖女ジャンヌと悪魔ジル」「愛を語る夜の宴」「イデーの鏡」「夜ふかしのコント」「Barbedor(バルブドール)」「Des clefs et des serrures」「Journal extime」「Le bonheur en Allemagne?」などがある。

自宅にて死去。死因など、詳しいことは不明。91歳。

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