ミカエル・ニクヴィスト

俳優(スウェーデン)。日本では、「ミカエル・ニクビスト」と表記されることも多いが、アルファベット表記は「Mikael Nyqvist」である。

俳優デビューは1987年、20代後半のときであったが、注目を集め始めたのは30代後半になってからで、特に、ルーカス・ムーディソンが監督を務めたスウェーデンのコメディ映画「エヴァとステファンとすてきな家族」(2000年)で世界的に有名となった。また、2009年には、ニールス・アルデン・オプレヴ監督により、スウェーデンの作家・ジャーナリストが執筆した推理小説を映画化した「ミレニアム」シリーズ(1作目「ドラゴン・タトゥーの女」、2作目「火と戯れる女」、3作目「眠れる女と狂卓の騎士」)のすべてに出演している。

その他の出演映画に、「歓びを歌にのせて」「Waiting for the tenor」「隣人 ネクストドア」「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」「ディス/コネクト」「ジョン・ウィック」「ハンターキラー 潜航せよ」「名もなき生涯」「ブロークン・ポイント」「エウロパ」など。

テレビ映画・テレビシリーズでは、「Kamraterna」「ゼロアワー/禁断の刻限」「Pass」「北京から来た男」「100 Code」「Beck」などがある。

なお、ゴールデン・ビートル賞(主演男優賞)を2001年に受賞しているほか、同賞において複数回、さらにドイツ映画賞などにノミネートされた経験がある。

死因は、肺癌であった。56歳。

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