大山茂

(おおやましげる)
空手家。フルコンタクト系空手団体である国際大山空手道連盟の総主として有名。極真空手創始者である故・大山倍達の高弟で、国際空手道連盟・極真会館にて最高師範を務めたことなどでも知られている。

1936年、東京府(現在の東京都)生まれ。極真会館の前身である日本空手道極真会・大山道場にて空手を学び、1960年、24歳のときに黒帯を允許(いんきょ)される。ほどなくしてニューヨークに渡り、アメリカ合衆国各地のほか、南米やヨーロッパなどで極真空手の普及に尽力した。1970年代後半から1980年代前半にかけては、許可なく弟子のウィリー・ウィリアムスをアントニオ猪木とプロレスリング上にて対戦させたことを理由に、極真会館から出禁処分を受けたこともある(1983年に解除・復帰)。

著書に、「ザ・ストロングマン」「パーフェクト空手」「USカラテアドベンチャー」など。

アメリカ合衆国ニューヨークにある自宅にて死去。死因は明確になっていないが、健康上の理由であると思われる。79歳。近年は、心臓疾患などにより体調を崩し、療養生活を送っていたという。

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