星川京児

(ほしかわきょうじ)
音楽プロデューサー・作曲家・編曲家。トラッドと民族音楽の専門誌である「包」の編集長も務めた。NHK-FMのラジオ番組である「世界の民族音楽」にディスクジョッキーとしてレギュラー出演していたことでも知られている。1953年香川県出身。

民族音楽のほか、あらゆるジャンルにおいて制作に携わる一方、雑誌などの各種メディアにおいて、コラムなどを中心に音楽解説を展開。また、上述した「世界の民族音楽」を始め、さまざまなラジオやテレビにおいて、音楽番組のパーソナリティや司会なども務めた。そのほか、演劇・CM・記録映画などの作曲や編曲も手掛けた。

プロデュースを手掛けた作品には、「日本の民族音楽」「日本の伝統音楽」「民族音楽集大成100枚組」「ワールド・ミュージック・ライブラリー」などがある。また、ベルナルド・ベルトルッチが監督を務め、ジェレミー・トーマスが製作を手掛けたアメリカ・イギリス・フランス・イタリア・中国の合作映画「ラストエンペラー」(1987年)では、音楽を担当した坂本龍一の傍らで、ブレーンとしてサポートに尽力した。

主な受賞歴に、レコード大賞(企画賞、特別賞)、芸術祭賞など、多数。

死因は、肝臓癌であった。63歳。

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