ドン・フリードマン

ジャズピアニスト(アメリカ)。1935年にアメリカ合衆国西海岸のカリフォルニア州・サンフランシスコに生まれ、南カリフォルニアのロサンゼルスにて演奏を開始。チェット・ベイカー、ショーティ・ロジャース、オーネット・コールマン、デクスター・ゴードン、バディ・デフランコなどの著名なミュージシャンと次々に共演を果たしながら着々とキャリアを積み、1958年にはアメリカ大西洋岸中部のニューヨークに進出。1960年代には、伝統的なミュージシャンからスタイリッシュな現代ミュージシャンまで、幅広い相手と演奏した。

代表的な作品に、スタイリッシュかつミステリアスなジャケットデザインも秀逸だった「サークル・ワルツ」(Circle Waltz、1962年にリヴァーサイド(Riverside)より発売)がある。そのほかの発表作品には、「フラッシュバック」(Flashback)、「夢と探検」(Dreams and Explorations)、「明日への希望」(Hope for Tomorrow)、「ハーフ&ハーフ」(Half & Half」、「ドン・フリードマン」(Don Friedman)、「ラプソディが聴こえる」(I Hear a Rhapsody)、「オーパス・ダムール」(Opus D’Amour)、「ホットハウス」(Hot House)、「マッチポイント」(Match Point)、「マイ・フーリッシュ・ハート」(My Foolish Heart)、「サークルワルツ 21C」(Circle Waltz 21C)、「ナイトライツ」(Nite Lites)など、枚挙に暇がない。

アメリカ合衆国・ニューヨークのブロンクスにある自宅にて死去。死因は、膵臓癌であった。81歳。

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