アーノルド・パーマー

プロゴルファー(アメリカ)。赤・黄・白・緑の傘のマークがシンボルである同名の米アパレルブランドは、彼の名前に由来している。PGAツアーにおける通算勝利(優勝)数は62と、歴代5位の記録を誇る。プロ通算でも95勝を挙げており、世界を代表するプロゴルファーの1人として長きに渡って君臨した。アメリカ合衆国議会・名誉黄金勲章、およびアメリカ大統領・自由勲章の受章者。同じくプロゴルファーであるサム・サンダースの祖父。

主なメジャー大会における優勝は通算で7勝、その内訳は、全英オープン2勝(1961年・1962年の2連覇を達成)、全米オープン1勝(1960年)、アメリカ合衆国ジョージア州のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブにて開催されるマスターズ・トーナメントでは、実に4勝(1958年・1960年・1962年・1964年)を誇る。そのほか、賞金ランキング1位(賞金王)も4度(1958年・1960年・1962年・1963年)獲得するなど、輝かしい実績を残した。なお、マスターズ・トーナメントには74歳となる2004年の出場まで連続50回の出場を達成し、これは歴代最多出場記録となっている。

1974年には、世界ゴルフ殿堂における表彰者選出(殿堂入り)も果たした。

死因は、心臓疾患の合併症であった。87歳。

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