船村徹

(ふなむらとおる)
作曲家・歌手。日本作曲家協会最高顧問・日本音楽著作権協会(JASRAC)名誉会長など、業界における重要な地位に君臨。その他、横綱審議委員会委員も務めていた。

歌謡曲の作曲家としては初、全作曲家としては2人目の文化勲章受章者である。その他、栃木県県民栄誉賞などの受賞歴がある。紫綬褒章・旭日中綬章受章者。文化功労者。栃木県名誉県民・神奈川県藤沢市名誉市民。

作曲した作品は枚挙に暇がないが、その一部として、「ご機嫌さんよ達者かね」(三橋美智也)・「泣き虫人生」(春日八郎)・「波止場だよ、お父つぁん」(美空ひばり)・「東京だョおっ母さん」(島倉千代子)・「どんつくさん」(浜口庫之助)・「女を忘れろ」(小林旭)・「街路樹」(北見沢惇)・「姉妹酒場」(こまどり姉妹)・「なみだ船」(北島三郎)・「夢のハワイで盆踊り」(舟木一夫)・「白馬のルンナ」(内藤洋子)・「さだめ川」(ちあきなおみ)・「寒椿」(森昌子)・「矢切の渡し」(細川たかし)・「勝」(水前寺清子)・「心」(五木ひろし)・「肱川あらし」(伍代夏子)など。

また、地域に根付いた市町村歌や、さまざまな企業の社歌、小学校・中学校・高校などの校歌など、幅広いジャンルにおいて多数の作品を残した。

「やくざの歌」といった映画や、「ビートたけしの学問ノススメ」などのテレビへの出演歴もある。

死因は、心不全であった。84歳。自宅の寝室にて倒れているところを発見され、病院へ緊急搬送されたが、亡くなった。

タイトルとURLをコピーしました