勝谷誠彦

(かつやまさひこ)
ジャーナリスト・コラムニスト。数々のメディアに出演し、持論や見解を展開するコメンテーターでもある。また、1950年に創立された写真家の組織「公益社団法人日本写真家協会」(JPS)の会員も務める。小説家・推理作家である森谷明子の元夫。

兵庫県尼崎市に生まれ、日本最難関と言われる地元の中高一貫私立学校、灘中学校・灘高等学校に入学。卒業後は早稲田大学に進学したが、1年生時には「三尋狂人」(みひろくると)のペンネームで風俗ライター活動を展開し、大きな収入を得ていたという。

早稲田大学卒業後は、東京都千代田区に本社を置く大手出版社、株式会社文藝春秋に入社し、写真週刊誌である「Emma」や、情報週刊誌「週刊文春」、男性向けビジュアル月刊誌「マルコポーロ」などに記者として携わった。35歳のときに文藝春秋を退社、以後はフリーランスのジャーナリストやコラムニストとして活動。講演・執筆・メディア出演など幅広く活躍した。

出演した主なテレビ番組は、「ピンポン!」「やじうまプラス」「ゴレンタン」「トゥナイト2」「たかじんのそこまで言って委員会(レギュラー出演していたが、過激な発言が原因で降板したとされている)」「カツヤマサヒコSHOW」「スッキリ!!」「サンデースクランブル」「太田光の私が総理大臣になったら・・・秘書田中。」「サンデージャポン」「痛快!エブリデイ」「平成教育委員会」「メレンゲの気持ち」「キズナ食堂」「たかじんNOマネー 〜 人生は金時なり 〜」「たかじん胸いっぱい」「あほやねん!すきやねん!」「ビートたけしのTVタックル」「ザ!情報ツウ」「クイズタイムショック」「あさパラ!」など、多数。

ラジオ番組では、「ストリーム」「チャレンジ!梶原放送局」「勝谷誠彦のこれがニュースだ!」「高嶋ひでたけのあさラジ!」「勝谷誠彦の志ジャーナル」「八木亜希子Cafeどようび」「中西一清スタミナラジオ」「怒れるおっさんラジオ」「合格いっぽん道」「ニュース新発見・インサイト」「ザ・ボイス – そこまで言うか!」などがある。

著書(編著・共著を含む)に、「いつか旅するひとへ」「旅の達人が教えるちょっとわがまま海外旅行」「失業論文 – 浪人記者ノート」「バカとの闘い」「帰ってきたバカとの闘い」「イラク生残記」「世界がもし全部アメリカになったら」「ニュースバカ一代」「イケ麺!」「彼岸まで」「偽装国家」「勝谷誠彦の××な日々」「美しき日本人は死なず」「代案をだせ」「バカが国家をやっている」「坂の上のバカ」「獺祭 – 天翔ける日の本の酒」「この国を滅ぼすバカとアカ」「バカが隣りに住んでいる」「64万人の魂兵庫知事選記(2017年に兵庫県知事選に出馬。結果は落選だったが、その際の体験を記した作品)」「大学生はったり講座」「大学生ひとなみ講座」「アジア行かされまくり」「鳥頭紀行」「これ食べ!」「ベトナムへ行こう」「破壊者」「勝谷誠彦の知られてたまるか!」「クリスタリン」「勝谷誠彦のまだまだ知られてたまるか!」「にっぽん玉砕道」「カツヤマサヒコSHOW」「日本一わかりやすいイスラーム講座」などがある。

また、「サンデー毎日」「日経パソコン」「女性自身」「SPA!」「ダイヤモンド・マネー」「CREA」など、数多くの雑誌で連載を抱えていた実績がある。

死因は、肝不全であった。57歳。3ヶ月ほど前に、重症アルコール性肝炎により激しい腹痛を訴えて入院。以後は闘病生活を続け、一時は回復傾向を見せることもあったが、再び容体が悪化して亡くなってしまった。また、3年ほど前には鬱病を患い、3ヶ月ほど苦しんだことがあったが、その際は寛解している。

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