竹村健一

(たけむらけんいち)
ジャーナリスト・政治評論家。元宝塚歌劇団で女優である加賀葵の夫。文化人類学者で京都芸術大学教授である竹村真一の父。パイプをくわえた風貌や独特の語り口で知られており、「だいたいやねえ」の言葉で語り始めるその姿は、親しみをもってたびたびタレントや芸人のモノマネの対象とされた。

「竹村健一の世相講談」「竹村健一の世相を斬る」「竹村健一の食卓外交」などのテレビ番組、「竹村健一のミッドナイトプレスクラブ」「竹村健一のウイークエンド・レポート」「竹村健一 パイプ片手に」「竹村健一のずばりジャーナル」「竹村健一の土曜エキサイト論争」「竹村健一のプレス&ピープル」といったラジオ番組など、冠番組がいくつもあった。

また、「明光商会」「キッコーマン」「カシオ」「アデランス」「金鳥」「ロート製薬」「オリエントファイナンス(現:オリエントコーポレーション)」「ロート製薬」などのテレビCMで、その独特な風貌や口調を披露していた。

産経新聞社が発行している月刊誌「正論」大賞の受賞歴あり。

著書は300を超えると言われており、「ある無銭旅行者の記録 : とつくにの裏町のはなし」「アメリカのユーモア」「紳士の英語 : プレイボーイイングリッシュ」「日本語でできる英会話 あなたの言葉で外人と話そう」「日本人は日本を知らない 21世紀への原点 TBSミッドナイト・プレスクラブ」「はだか人間学 知的人間の必要事項」「大物のホンネ 竹村健一トーク&トーク」「英語記憶パズル 楽しみながら英語をマスター」「若者の心をつかむ」「生きがいあるビジネスマン」「ジェット・ビジネスマンの海外出張成功法」「男、30歳からの転換 意識革命の波に乗れ」「スポーツ用語で日常英会話はOK! 竹村英語の決定版! これで会話力がグンと伸びる」「アメニティ社会を解く100のキーワード どうなる?これからのビジネス」「自分の時間を持ちなさい 「生産人間」から「生活遊民」へ」「日本の大課題 国力の源泉は「港」にあり」「3分間ごとに世界通になる本 日本凋落のナゾをこう解く 1998年版」「日本の明日を考える6つの視点 いまこそ「清富の思想」が必要だ」「好きなことをやれイヤなことはするな いま「男らしく」生きる方法」「竹村健一の「これから」を知っておく100項目」「アメリカ人がよく使っている英語表現1日1つずつ覚えなさい」「僕らが考える「日本問題」 激動の世界で復活は可能か」「命の限り蝉しぐれ 日本政治に戦略的展開を」「通勤電車の英語塾」「日本の常識を疑え! 見方を変えれば新たな発見がある」「これ一冊で日本と世界の大変化がわかる! 竹村健一の3分間早わかり講座」「もっと上手に儲けなさい 80年代の利殖戦術」「男、20代の冒険 のるかそるか、やってみろ!」「竹村健一流超常識子育論 いま明かす”自燈明”の原理」「「荘子」の読み方 “遊”精神のすすめ」「ネットワーキングの奇跡 人脈を広げる、能力を引き出す」「これでいいのか!日本の教育 残虐化する少年犯罪」「大物はつらいよ 俺がつき合ったスゴイ奴」「新私の心をつかんだ大物たち 一流人間に学ぶ気配りのすすめ」「ふたりの右脳活性術 プラス発想こそが成功の源だ」「強い日本への発想 時事の見方を鍛えると未来が見える」など、とってもではないがすべてを語り尽くせるものではない。

死因は、多臓器不全であった。89歳。

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