C・W・ニコル

(しー・だぶりゅー・にこる)
作家・環境保護活動家。キラメッセ室戸鯨館館長。「C・W・ニコル・アファンの森財団」理事長。本名はクライヴ・ウィリアム・ニコル。自らウェールズ系日本人と称し、日本国籍を取得、日本での戸籍名はニコル シーダブリュー。作曲家・日本画家であるニコル麻莉子の夫。2005年、英国政府より名誉大英勲章を受章。

野生動物や海洋哺乳類の保護や、自然の再生活動に取り組むなど、様々な環境保護活動を実践してきたことで有名。

国際松濤館空手道連盟顧問・財団法人屋久島環境文化財団特別顧問・内閣官房「21世紀地球環境懇談会」委員・学校法人東京環境工科学園理事・実習場長・内閣官房「子どもの未来と世界について考える懇談会」委員・東京都 エコツーリズム・サポート会議委員・東京都「花粉の少ない森つくり委員会」委員・京都大学フィールド科学教育センター社会連携教授・国際森林年国内委員会委員・長野県森林大使・エチオピア・シミエン山岳国立公園(世界自然遺産)親善大使などを歴任。

著作に、鯨捕りの様子を描いた「勇魚」や、ファンタージー小説である「風を見た少年」などの他、「たぬき」「すてきなワフ家」「C.W.ニコルのフォークソング」「ドゥリトル先生 海をゆく」「りんごの花さく湖」「北極探険十二回」「ぼくのワイルド・ライフ」「バーナード・リーチの日時計 青春の世界武者修行」「ザ・ウィスキーキャット」「風を見た少年」「開高健とC.W.ニコルの野性の呼び声」「おっとっと!チョコチョコくん 」「C.W.ニコルの自然記 森と山からのメッセージ」「でっかく遊べ C.W.ニコル・柘植久慶の冒険対談」「C.W.ニコルの野性記 生きることそれは冒険」「C.W.ニコルの黒姫日記」「C.W.ニコルのおいしい博物誌」「C.W.ニコルと21人の男たち」「北極カラスの物語」「海の狩人」「魔女の森」「陸軍少佐夫人 」「C.W.ニコルの「人生は犬で決まる」」「日本まさに荒れなんとす 人を幸福にする「森」と「都市」の思想」「C.W.ニコルのボクが日本人になった理由 今の日本にはじめてやってきたらボクは日本人になっただろうか?」「クリスマスベア」「マザーツリー 母なる樹の物語」「わたしの宮沢賢治 賢治との対話」など多数。

また、ニッカウヰスキー「スーパーニッカ」や、サントリー「オランジーナ」、日本ビクター ポケットムービーGR-DV1などのテレビCMでも活躍した他、「バス」「日時計」など、映画やテレビドラマへの出演歴もある。

死因は、直腸癌であった。79歳。

タイトルとURLをコピーしました