下村梅子

(しもむらうめこ)
俳人。同じく俳人である下村非文の妻(1987年に死別)。俳句文芸の普及や創造的発展を目指し、俳句に関する研究会や俳句大会の開催、俳人に対する評価・顕彰などを事業とする「俳人協会」の名誉会員。

福岡県に生まれ、昭和初期の時代に「ホトトギスの四S」と呼ばれて称えられた俳人・阿波野青畝(俳句結社「かつらぎ」主宰)に師事。同俳句結社を代表する俳人となり、特別同人を務めた。「照れば金日翳れば銀芒かな」などの句がある。

発表した主な句集に、「長恨歌」「沙漠」「紅梅」「花」など。

死因は、肺炎であった。100歳。

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