小柴昌俊

(こしばまさとし)
物理学者・天文学者・理学博士。肩書は、東京大学特別栄誉教授・名誉教授、東海大学特別栄誉教授、杉並区立桃井第五小学校名誉校長、日本学術会議栄誉会員、日本学士院会員など。文化功労者、および勲一等、正三位。

東京大学理学部教授・東京大学原子核研究所助教授・東海大学理学部教授・シカゴ大学研究員・東京大学高エネルギー物理学実験施設施設長・財団法人平成基礎科学財団理事長などを歴任。

物理学者として活躍した他、未だ発展途上の学問分野であるニュートリノ天文学を開拓した天文学者の一人でもあり、その功績が認められてノーベル物理学賞を受賞した。東京大学本郷キャンパス・理学部1号館には、ノーベル賞受賞を記念して設置された「小柴ホール」がある。その他の受賞歴に、仁科記念賞・日本学士院賞・フンボルト賞・ウルフ賞(物理学部門)・ベンジャミン・フランクリン・メダルなど。

著書に「ニュートリノ天文学の誕生 素粒子で宇宙をみる」「ニュートリノ天体物理学入門 知られざる宇宙の姿を透視する」「ようこそニュートリノ天体物理学へ」「心に夢のタマゴを持とう」「物理屋になりたかったんだよ ノーベル物理学賞への軌跡」「やれば、できる。」「「本気」になって自分をぶつけてみよう」「ニュートリノの夢」「ニュートリノと私 not a miracle at all」など。その他、学者として多くの論文を残している。

死因は、老衰であった。94歳。

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