篠田桃紅

(しのだとうこう)
美術家・版画家・エッセイスト。墨の造形美を追究する水墨の抽象画「墨象」の分野で数々の作品を発表、各国で個展を開くなど高い評価を得ていた。その他、壁画・版画などで数々の名作を残している。

現在、その作品はザ・トールマンコレクション東京、篠田桃紅作品館、岐阜現代美術館などに展示されている。

著書に「いろは四十八文字」「その日の墨」「桃紅 私というひとり」「百歳の力」「一〇三歳になってわかったこと」「一〇三歳、ひとりで生きる作法」「一〇五歳、死ねないのも困るのよ」「これでおしまい」など。なお、「一〇三歳になってわかったこと」は多くの人気を集め、ベストセラーとなった。

病院にて死去。死因は、老衰であった。107歳。

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