小林亜星

(こばやしあせい)
作曲家・ミュージシャン・俳優・タレント。日本作詞作曲家協会(J-scat)理事や、大日本肥満者連盟(大ピ連)初代会長なども務めた。

テレビのCM曲やテーマ曲・歌謡曲・アニメソング・小学校の校歌など、6,000以上の作曲を担当した。レコード大賞受賞曲である「北の宿から」といった歌謡曲を始め、印象的なCMソングや著名なアニメのテーマソングなどは、彼の作品であることも多い。

CMソングとしての作品には、「ワンサカ娘」(レナウン)、「日立の樹」(日立グループ)、「どこまでも行こう」(ブリヂストン)、「陽はまた昇る」(サントリー)、「チェルシーの唄」(明治製菓)、「積水ハウスの歌」(積水ハウス)、「セブラ・ボールペン」(ゼブラ)、「赤いキッス」(カゴメ)、「夢を見ましょう」(デイリーヤマザキ)、「カダンの歌」(フマキラー)、「チューチューロケット」(セガ)、「ウナコーワ」(興和)、「花咲く六花亭」(六花亭)、「あみジャガ」(東ハト)などがある。これらはほんの一部に過ぎず、とてもではないがここにすべてを載せることはできない。以下、他の項目も同様。

楽曲を担当したアニメは、「宇宙の騎士テッカマン」「あさりちゃん」「快傑ライオン丸」「科学忍者隊ガッチャマン」「怪物くん」「キックの鬼」「ドロロンえん魔くん」「ひみつのアッコちゃん」「花の子ルンルン」「プロゴルファー猿」「まんが日本昔ばなし」「未来ロボ ダルタニアス」「魔法使いサリー」など、多数。

楽曲を提供したアーティストは、石原裕次郎、都はるみ、江利チエミ、岩崎宏美、美空ひばり、杏真理子、新田恵利、加藤登紀子、早見優、松崎しげるなど、多数。

また、俳優・タレントとしても数多くのテレビドラマや映画、CMなどに出演した。

出演したテレビドラマには、「ばあちゃんの星」「寺内貫太郎一家」「サザエさん」「ビートたけしの学問ノススメ」「青春泥棒・徹と由紀子」「可愛い悪魔」「俺たちの時代」「塀の中の懲りない面々(シリーズ)」「恍惚の人」「さくら」「新・熱中時代宣言」など、多数。

映画では、「キンキンのルンペン大将」「北の宿から」「夏の秘密」「妖精フローレンス」「冬の華」「まあだだよ」「グーグーだって猫である」「死に花」など。

出演したCMには、「日本専売公社」「ライオン」「大正製薬」「メガネスーパー」「ミナミ電気館」「イトーヨーカドー」「アステル東京」「学習研究社」「トンボ学生服」「木曽路」「マルハ」「ポッカレモン」「ゼブラ」など、多数。

著書に、「小林亜星のああせいこうせい」「やさしい作曲のしかた」「亜星流!ちんどん商売ハンセイ記」「あざみ白書」など。

死因は、心不全であった。88歳。自宅で倒れているところを発見され病院に緊急搬送されたが、関係者の願いも届かずそのまま亡くなってしまった。

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