益川敏英

(ますかわとしひで)
物理学者(理論物理学・素粒子物理学)。京都産業大学名誉教授・京都大学名誉教授・名古屋大学特別教授・素粒子宇宙起源研究機構名誉機構長。その他、日本学術会議会員・京都大学基礎物理学研究所所長・名古屋市科学館名誉館長なども歴任。文化功労者。文化勲章受章者。

2008年に、南部陽一郎・小林誠と共にノーベル物理学賞を受賞していることで有名。その他の受賞歴に、仁科記念賞、中日文化賞、日本学士院賞、朝日賞、欧州物理学会高エネルギー・素粒子物理学賞などがある。

著書に、「いま、もう一つの素粒子論入門」「学問、楽しくなくちゃ」「僕がノーベル賞をとった本当の理由」「素粒子はおもしろい」「科学者は戦争で何をしたか」「教育を子どもたちのために」「益川博士のつぶやきカフェ」など。

自宅にて死去。死因は、上顎歯肉癌であった。81歳。

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