水木一郎

(みずきいちろう)
歌手・声優・タレント。数々のアニメにおけるテーマソングを歌い、「アニメソング界の帝王」と呼ばれた。NHKの子供向け人気番組「おかあさんといっしょ」で2代目の「うたのおにいさん」を務めていた。

「ANIKI(アニキ)」などの呼び名もある他、「ミズキング」「山本一郎」「松本茂之」「早川としお」などの名義で活動することもあった。

アニメのテーマソングを含め、持ち歌は1,000曲を超えるとされている。

歌ったアニメソングには、「アストロガンガー」「マジンガーZ」「バビル2世」「グレートマジンガー」「合身戦隊メカンダーロボ」「超電磁ロボ コン・バトラーV」「ルパン三世」「ムーの白鯨」「宇宙海賊キャプテンハーロック」「ゲームセンターあらし」「プロゴルファー猿」「キン肉マン」「トランスフォーマーZ」「ゲッターロボ號」「ジャングル大帝」「GATCHAMAN」「学級王ヤマザキ」など多数。

また、特撮ドラマのテーマソングでは、「嵐よ叫べ」「ハカイダーの歌」「少年仮面ライダー隊の歌」「がんばれロボコン」「鉄のプリンス・ブレイザー」「チェスト!チェスト!イナズマン」「きょうもたたかうストロンガー」「少年探偵団のうた」「男の名は仮面ライダー」「九人ライダー永遠に」「帰ってこいよアンドロメロス」「がんばれロボコン」「あしたがあるさ」「ソラノワダチ」「超忍者隊イナズマ!」「オーブの祈り」など多数。

その他、プロ野球チーム・中日ドラゴンズの応援歌や、数々のCMソング、自治体やイベントにおけるテーマソングなど、さまざまな分野であらゆる楽曲を歌った。「クイズ!タモリの音楽は世界だ」「思い出のメロディー」「笑っていいとも!」「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」「天才てれびくんMAX」といった音楽番組やバラエティ番組などへの出演も多数。

著書に、「アニキ魂 〜アニメソングの帝王・水木一郎の書〜」「兄尊(アニソン)」など。

死因は、肺癌であった。74歳。晩年は、声帯不全麻痺、脳やリンパ節への癌転移など、健康状態に悩まされていた。しかしながら、イベントに車椅子で出席し歌声を披露するなど、体調が万全でないにもかかわらず積極的な活動を見せていた。

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