笹原正三

(ささはらしょうぞう)
元レスリング選手。日本レスリング協会会長・名誉会長、日本オリンピック委員会(JOC)副会長、国際レスリング連盟(現・世界レスリング連合)理事・副会長などを歴任。日本スポーツ賞受賞の他、紫綬褒章・オリンピックオーダー銀章を受章。

東京で行われた世界選手権で優勝した他、1956年メルボルン・オリンピックにおいて、レスリングのフリースタイル・フェザー級で金メダルを獲得した。特に独自の必殺技「また裂き」は「ササハラズ・レッグシザーズ」と呼ばれ、世界中の強豪レスラーに恐れられたほど。他の戦績に、 複数回に渡る全日本選手権での優勝を始め、1955年ワルシャワ国際大会優勝・1956年ワールドカップ優勝など。引退後は上述のような役職を歴任しながら、指導者として後発の育成に努め、日本をレスリング強豪国に育て上げた。

死因などの詳細は不明。93歳。数年前より脳梗塞を発症し、療養していたとのこと。

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