ダレン・ドロズドフ

元プロレスラー・元アメリカンフットボール選手。「ドロズ」「ピューク」などのリングネームでWWE(アメリカのプロレス団体、World Wrestling Entertainment)にて活躍していた。なお、「ピューク」とは「嘔吐する」の意味で、当人が慢性的な嘔吐症に罹っていたことに由来する。

1999年、試合中に「パワーボム」(背中から後頭部にかけてをリングに叩きつける技)を受けた際に重傷を負って試合は中断。病院へ緊急搬送されたが延髄を損傷しており、四肢麻痺によって首から下を動かすことが困難となってしまった。

以後24年間、車椅子生活を余儀なくされながらも、WWEのスタッフ及びコラムニストとして働きながら、「私の人生はまだ終わっていない」と前向きに生き抜いていたという。

死因は、家族によれば「自然死」とのこと。54歳。自宅にて、亡くなっているのを家族が発見した。元プロレスラーで、現在は人気アクション俳優であるドウェイン・ジョンソンは、現役時代に多くの試合で一緒に戦っており、訃報に伴って悲しみのコメントを発表した。

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