飯守泰次郎

(いいもりたいじろう)
指揮者。裁判官である飯守重任の息子。ロゴデザイナーである飯守恪太郎の弟。紫綬褒章・旭日小綬章受章者。文化功労者。日本芸術院会員。

特に、ワーグナー作品の指揮において国際的に高く評価されており、日本におけるワーグナー演奏の歴史に多大なる功績を残した第一人者。

読売日本交響楽団指揮者、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者、名古屋フィルハーモニー交響楽団常任指揮者、仙台フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者、関西フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者、新国立劇場芸術参与、新国立劇場芸術監督など、日本のクラシック音楽界や芸術界における要職を歴任した。

受賞歴に、ミトロプーロス国際指揮者コンクール入賞、カラヤン国際指揮者コンクール入賞、日本芸術院賞、毎日芸術賞受賞、芸術選奨新人賞、芸術選奨文部科学大臣賞、サントリー音楽賞など多数。

死因は、急性心不全だった。82歳。

タイトルとURLをコピーしました