古沢憲司

(ふるさわけんじ)
元プロ野球選手(投手)・プロ野球コーチ・解説者。1978年オフに行われた「世紀のトレード」と呼ばれる交換トレードの一員だったことで有名。

「世紀のトレード」とは、阪神タイガースに在籍していた当人と田淵幸一が、真弓明信・若菜嘉晴・竹田和史・竹之内雅史の4人との交換トレードにより西武ライオンズに移籍したもの。当人はその後さらに、1982年に大原徹也と共に広島東洋カープへ移籍し、1984年のセントラル・リーグ優勝と日本一獲得に中継ぎ投手として貢献を果たした。

プロ生活19年の通算成績は、543試合に登板し87勝(115敗)、25セーブ、防御率3.72だった。1974年に自己最多の15勝をあげた他、2桁勝利3回、開幕投手2回、オールスターゲームへの出場2回などの活躍を見せた。

現役引退後は、広島東洋カープや阪神タイガースでコーチを務め、藤川球児や井川慶らを育てた。

死因詳細不明。75歳。かねてより、闘病中だったという。

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