福原義春

(ふくはらよしはる)
実業家・企業家。化粧品の製造・販売事業において国内トップシェアを誇る株式会社資生堂の名誉会長(2001年~)。創業者・福原有信の孫でもある。旭日重光章受章者。東京都名誉都民。文化功労者。

1953年の慶應義塾大学卒業後、資生堂一筋の人生を歩んでおり、取締役(1978年就任)、社長(1987年就任)、会長(1997年就任)を歴任してきた。社長在任時は、社内風土刷新や過剰在庫削減などに対して辣腕を振るった。

その他、企業メセナ協議会名誉会長・東京都写真美術館館長・日本広告主協会会長・テレビ東京番組審議会委員長・日伊ビジネスグループ日本側議長・日仏経済人クラブ日本側議長など、多数の要職を歴任。

また、上述した旭日重光章の他、フランス共和国レジオンドヌール勲章・イタリア共和国功労勲章も受章している。

主な著書(共著・編著含む)に、「100の蘭」「企業は文化のパトロンとなり得るか」「部下がついてくる人」「金の舌銀の味」「メセナの動きメセナの心」「会社人間、社会に生きる」「ぼくの複線人生」「だから人は本を読む」「蘭学事始」「私は変わった変わるように努力したのだ」「季節を生きる」「本よむ幸せ」「美 「見えないものをみる」ということ」「「超」思考法 自分の頭で考えろ」「市民活動論」「私たちが大切にしてきたこと」「市民活動論 持続可能で創造的な社会に向けて」など多数。

死因は、老衰であった。92歳。

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