藤田雄山

(ふじたゆうざん)
政治家。元参議院議員。第59代から62代まで4代に渡って、広島県知事も務めた。藤田組(のちの株式会社フジタ)の元副社長である藤田正明の息子。旭日重光章受章者。

1949年、広島県広島市生まれ。1972年に慶應義塾大学を卒業後、三井物産への勤務などを経て、1989年に参議院議員選挙に自民党より出馬、初当選を果たす。1993年には広島県知事選挙に立候補し当選、全国最年少(当時)の44歳にして県知事に就任した。しかしながら2006年には政治資金パーティー問題で有罪判決。2007年には1997年の広島県知事選挙時の裏金疑惑を追及され、ほどなくして県議会より辞職勧告決議を受けることとなった。

上述以外に就いた役職として、財団法人広島県水泳連盟会長、社団法人日本住宅協会理事、日本赤十字社広島県支部長など。

広島県広島市にある病院にて死去。死因は、誤嚥性肺炎であった。66歳。2009年には直腸癌を患っていることが発覚し、腫瘍摘出手術を受けているが、その際は無事回復し復帰を遂げている。

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