フアン・ビセンテ・ペレス・モラ

世界最高齢の男性であり、数少ないスーパーセンテナリアン(110歳以上の人物)として有名。母国ベネズエラでは、歴代で最高齢者だった。なお、「フアン・ビセンテ・ペレスモラ」と表記されることも多い。

1909年、ベネズエラのタチラ州生まれ。8人の兄弟を持ち、幼少時代から親の農場にて働き、コーヒー豆やサトウキビの栽培に関わる。1938年に結婚、自身でも農場を購入し、そこで働いた。2022年時点では、子供が11人、孫が41人、曾孫が18人、玄孫が12人いたという。2022年2月には、ベネズエラ・タチラ州の立法評議会より「生きた遺産」として認定されるとともに、同年3月にギネスワールドレコーズ(ギネス世界記録)より「存命中の男性のうち、世界最高齢者の人物」として認定された。当人は長生きの秘訣を「懸命に働き、早く寝てしっかりと休み、毎日お酒を1杯飲み、神を愛すること」と述べていた。

ベネズエラ・西部タチラ州のサン・ホセ・デ・ボリバルにて死去。死因などの詳細は明らかになっていない。114歳。死去の事実は、ギネスワールドレコーズ社により発表された。当人の死去により、世界中で1900年代(1900~1909年)生まれの男性はすべて亡くなったことになる。

※参考
100歳以上で亡くなった有名人
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