エミリオ・フェルナンデス

俳優・映画監督・映画プロデューサー・脚本家(メキシコ)。

1904年、メキシコ北部に位置するコアウイラ州に生まれ、サイレント映画などへの出演を経て、主に映画俳優として活躍。一方で、脚本なども手掛けながら、助監督としてキャリアを積み、1942年には監督デビューを果たした。1970年代の後半には、監督業を引退し、再び俳優業に活躍の重心を移している。

俳優として出演した主な映画には、「怪傑デアブロ」「情熱のボムバ」「サン・ブラスの動乱 大砂塵の女」「続・荒野の七人」「メキシコで死ね」「華麗なる共犯者」「戦う幌馬車」「シェラマドレの決斗」「闘牛士の栄光」「刑事コロンボ(テレビ映画)」「ポランスキーの パイレーツ」「アマゾンの秘宝」などがある。

また、監督としてメガホンを握った主な映画には、「マリア・カンデラリア」「真珠」「愛」「運命の女」「暗黒街の天使」「熱情のしぶき」「雷雲」などがある。

主な受賞歴に、監督としてカンヌ国際映画祭グランプリ(1946年、「マリア・カンデラリア」にて)を受賞したのを始め、ヴェネツィア国際映画祭・国際賞などがある。

メキシコ合衆国の首都であるメキシコシティにて死去。死因などの詳細情報は明らかになっていない。82歳。

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