セルジオ・レオーネ

映画監督・プロデューサー・脚本家(イタリア)。数々の傑作西部劇映画を製作し、世界中にマカロニウエスタン(イタリア製西部劇の意)ブームを生み出した。

イタリアの首都ローマに生まれ、助手や助監督としての活動を経て19歳のときに映画の脚本を執筆。その後は、日本が生み出した世界の巨匠・黒澤明監督の作品などにも影響を受けながら、数々の傑作を作り出していった。

代表的な監督作品には、ヴィクトル・アンドレス・カテナが脚本を手掛け、クリント・イーストウッドやマリアンネ・コッホが出演した1964年の作品「荒野の用心棒」や、ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニとともに脚本も手掛け、クリント・イーストウッドやリー・ヴァン・クリーフが出演した1965年の作品「夕陽のガンマン」などがある。

そのほかの作品には、「ポンペイ最後の日」「ロード島の要塞」「ウエスタン」「続・夕陽のガンマン」「夕陽のギャングたち」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」「ミスター・ノーボディ」などがある。

死因は、心臓発作であった。60歳。映画の脚本執筆などで多忙を極め、過労が重なっていたことに加え、肥満によって健康問題に悩まされていたという。

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