仙元誠三

(せんげんせいぞう)
カメラマン・撮影監督。J.S.C(日本映画撮影監督協会)の賛助会員でもある。

大島渚が監督を務めた「新宿泥棒日記」で1969年に撮影監督としてデビューした後、主に映画照明技師である渡辺三雄と協働し、薬師丸ひろ子や松田優作の出演作などで撮影監督を務めた。

受賞歴に、日本アカデミー賞・優秀撮影賞、文化庁映画賞・功労賞、ヨコハマ映画祭・技術賞など。

撮影監督を務めた主な映画作品に、上述の「新宿泥棒日記」の他、「書を捨てよ町へ出よう」「キタキツネ物語」「キャロル」「最も危険な遊戯」「野獣死すべし」「セーラー服と機関銃」「里見八犬伝」「探偵物語」「Wの悲劇」「めぞん一刻」「ジュリエット・ゲーム」「ウォータームーン」「いこかもどろか」「ラブ・ストーリーを君に」「恋人たちの時刻」「早春物語」「赤と黒の熱情」「あぶない刑事リターンズ」「あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE」「まだまだあぶない刑事」「さらば あぶない刑事」「行きずりの街」「プレイガール」など多数。

また、テレビドラマ作品には、「探偵物語」「大都会(PART II/III)」「西部警察」「勝手にしやがれヘイ!ブラザー」「あぶない刑事」「白虎隊」など。

死因は、誤嚥事故であった。81歳。

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