作曲家（アメリカ）。映画音楽における作曲家として世界的に著名だが、管弦楽のための音楽を始めとするクラシック・現代音楽、バレエ音楽なども扱い、管弦楽曲「FIREWORKS」などの作品がある。同じく作曲家で、映画音楽やテレビドラマ楽曲を中心に作曲したジョエル・ゴールドスミスの父。
主な受賞歴に、アカデミー賞（作曲賞）、エミー賞（5回受賞）などがある。アカデミー賞へのノミネートは通算18回、英国アカデミー賞とゴールデングローブ賞へのノミネートはそれぞれ通算4回ずつを誇る。
何度か来日も果たしており、指揮者として神奈川フィルハーモニー管弦楽団を率いるなどの公演を実現している。
楽曲を手掛けた主な映画作品に、「野のユリ」「ブルー・マックス」「危険な道」「砲艦サンパブロ」「電撃フリントGO！GO作戦」「猿の惑星」「墓石と決闘」「トラ・トラ・トラ！」「刑事」「バンドレロ」「パピヨン」「風とライオン」「チャイナタウン」「2300年未来への旅」「世界が燃えつきる日」「ブラジルから来た少年」「オーメン」「カサンドラ・クロス」「エイリアン」「スター・トレック」「大列車強盗」「ポルターガイスト」「ランボー」「トワイライトゾーン」「グレムリン」「サイコ2」「スーパーガール」「未来警察」「ロンリー・ガイ」「恐竜伝説ベイビー」「ランボー／怒りの脱出」「レンタ・コップ」「インナースペース」「リバイアサン」「ランボー3／怒りのアフガン」「トータル・リコール」「グレムリン2」「愛がこわれるとき」「星の流れる果て」「フォーエヴァー・ヤング – 時を越えた告白」「氷の微笑」「ミスター・ベースボール」「冷たい月を抱く女」「トゥルーナイト」「激流」「コンゴ」「ゴースト＆ダークネス」「チェーン・リアクション」「L.A.コンフィデンシャル」「エグゼクティブ・デシジョン」「エアフォース・ワン」「ザ・グリード」「スモール・ソルジャーズ」「ムーラン」「追跡者」「インビジブル」「トータル・フィアーズ」「ルーニー・テューンズ：バック・イン・アクション」「ネメシス」などがある。なお、クリストファー・リーヴが主人公クラーク・ケント役を演じ、世界的な大ヒット映画となった「スーパーマン」の音楽についてもリチャード・ドナー監督よりオファーされたが、スケジュールの都合により断ったという逸話がある。
自宅にて死去。死因は、肝臓癌であった。75歳。
