（ジェイピーアールウィリアムズ、ジョン・ピーター・リース・ウィリアムズ）
元ラグビー選手（ウェールズ）。ウェールズ代表のFB（フルバック）として活躍し、長いもみあげを持つ印象的なルックスで人気を博した。
クラブチームではブリジェンド・レイブンズ（Bridgend Ravens）、インペリアル・メディカルズ・ラグビー・クラブ（Imperial Medicals Rugby Club）、ロンドン・ウェールズ・ラグビー・フットボール・クラブ（London Welsh RFC）、トンドゥ・ラグビー・フットボール・クラブ（Tondu RFC）などに所属。
母国ウェールズ代表としては、1969年にデビューを果たし、以後通算で55キャップの代表出場歴を誇る。5ヵ国対抗（現在はシックス・ネイションズとして6ヵ国対抗となっている）では、1971年、1976年、1978年の3度に渡る全勝優勝（グランドスラム）の達成に貢献するなど、1970年代に隆盛を極めたウェールズ代表の主軸として活躍した。一方で、ローズ・タヴァナーズ（Lord’s Taverners）を始め、複数の障害者スポーツ慈善団体において代表を務めるなど、グラウンド外での活動にも尽力した。
ウェールズ・カーディフのヒース地区にあるウェールズ大学病院にて死去。死因は、細菌性髄膜炎であった。74歳。同病により、短い間ではあったが闘病生活を送っていたという。家族に見守られながら安らかに息を引き取ったとのこと。
