ジム・ハインズ

元陸上競技選手(アメリカ)。1968年の全米選手権100mにおいて、世界で初めて9秒台(手動計測:9.9秒)を叩き出した選手として有名。

また、同年メキシコシティーにて開催されたメキシコオリンピックの男子100mでは、電動計測にて9.95秒を記録し、見事に金メダルを獲得した。なお、この記録は、1983年にカルヴィン・スミスが9.93秒を記録するまでの15年間、世界記録として君臨した。さらに、同オリンピックにおける400mリレーでは、メンバーとして38.24秒の世界記録(当時)の樹立にも貢献した。

その後、アメリカン・フットボール・リーグ(AFL、現在はナショナル・フットボール・リーグ(NFL)と合併)のマイアミ・ドルフィンズにて、プロフットボーラーとしてプレイした。

死因詳細不明。76歳。死去は、国際陸上競技連盟(ワールドアスレティックス、世界陸連)により発表された。

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