J・リー・トンプソン

(ジョン・リー・トンプソン)
映画監督(イギリス)。元々は脚本家として舞台や映画の脚本を手掛けていたが、その後監督を務めるようになる。

注目を集め始めたのは、1953年の映画「The Yellow Balloon」あたりからで、以後、様々な映画で監督を務めた。アリステア・マクリーン原作・グレゴリー・ペック主演のアクション大作「ナバロンの要塞」などが代表作として有名な他、SF映画の名作「猿の惑星」シリーズ(全5作)の4作目「猿の惑星・征服」、及び5作目「最後の猿の惑星」を監督したことでも知られている。

受賞歴に、ベルリン国際映画祭での国際映画批評家連盟賞(1957年「ガウンの女」)などがある。

上述した「The Yellow Balloon」や「ナバロンの要塞」、「猿の惑星」シリーズ以外の監督作品には、グレゴリー・ペックが主演を務めた「恐怖の岬」「マッケンナの黄金」や、チャールズ・ブロンソンが主演を務めた「ホワイト・バッファロー」「セント・アイブス」を始め、「北西戦線」「追いつめられて・・・」「隊長ブーリバ」「0の決死圏」「リーインカーネーション」「ザ・パッセージ/ピレネー突破口」「殺人鬼」「太陽の帝王」「恐怖の砂」「死刑台への招待」「誕生日はもう来ない」「地獄で眠れ」「ファイアーウォーカー」「太陽のエトランゼ」「愛はエーゲ海に燃ゆ」「バトルガン M‐16」「メッセンジャー・オブ・デス」などがある。

死因は、鬱血性心不全であった。88歳。

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