橋本真也

(はしもとしんや)
プロレスラー。アントニオ猪木に憧れ、1984年に新日本プロレス入門。デビュー当時からスープレックスなどを用いた戦法で活躍し、UWFの高田延彦からも注目されていた。1989年には、「ショーグン・マサムネ」(Shogun Masamune)のリングネームでアメリカ合衆国のプロレス団体「CWA」(コンチネンタル・レスリング・アソシエーション)にも参戦。数々の外国人レスラーと対戦して技を磨いた。

海外修行からの帰国後には、蝶野正洋や武藤敬司とともに「闘魂三銃士」を結成。爆発的な人気を誇り、「破壊王」「ハッスルキング」「爆殺シューター」「闘魂の伝承者」「新日本の象徵」などの異名を欲しいままにした。

得意技は、フィッシャーマンDDT、リバースDDT、垂直落下式DDTなどのフィニッシュホールドや、肩固め、腕ひしぎ逆十字固め、三角絞めなどの関節技、ミドルキック、フライング・ニールキック、袈裟斬りチョップ、ジャンピング・エルボー・ドロップなどの打撃系、ブレーンバスター、バックドロップ、ジャーマンスープレックスといった投げ技など。

獲得した栄誉やタイトルには、IWGPヘビー級王座、IWGPタッグ王座、三冠ヘビー級王座、ZERO1・インターコンチネンタルタッグ王座、NWA世界ヘビー級王座などがある。また、プロレス大賞における敢闘賞・殊勲賞・最優秀選手賞などの受賞歴も多数。

そのほか、「ウルトラマンガイア」「ビー・バップ・ハイスクール」「暴れん坊将軍」などのテレビドラマや、「マッスルストーム」「あゝ!一軒家プロレス」「力道山」「魁!!クロマティ高校」などの映画、「兇悪の牙」「新・空手バカ一代」「実録・北海道やくざ戦争」などのVシネマ作品、「ロンドンハーツ」「人気者でいこう!」「バリキン7」といったバラエティ番組などでも活躍した。

著書に、「破壊から始めよう」「紙の破壊王」「烈闘生 – 傷だらけの履歴書」などがある。

死因は、脳幹出血であった。40歳。滞在先の神奈川県横浜市内において同病を発症し、病院に緊急搬送されたものの、死亡が確認された。

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