砂本量

(すなもとはかる)
脚本家・映画監督。映画プロデューサーとして、「鈴木良紀」(すずき よしのり)名義(本名)にて活動していたこともある。

立教大学の学生時代から数々の映画監督や脚本家を輩出した有名な自主映画制作サークル「パロディアス・ユニティ」に所属し、映像に親しんでいた。卒業後、映画会社である大映映像の社員として、上述の通り「鈴木良紀」名義で映画プロデューサーの仕事に従事する。

1991年、脚本家の登竜門と言われている城戸賞を「ボールパークで夢を見て」で受賞したことから、一気に脚光を浴び始める。以後、脚本家・映画監督として数々の映画やテレビドラマを手掛けた。

「鈴木良紀」名義による主な作品には、「人間性のけじめ」「しがらみ学園」「はいすくーる仁義」「はいすくーる仁義2」「はいすくーる仁義外伝」「チンピラ・ドリーム – チャラで死ねるか!!」「ジャズ大名」「サムライダー」「仁義なきイレブン」「闇ゴルファー(シリーズ)」などがある。

また、「砂本量」名義による主な作品には、「お日柄もよくご愁傷さま」「ひき逃げファミリー」「離婚ゲーム」「世にも奇妙な物語」「CUTE」「恋と花火と観覧車」「舞妓さんは名探偵!」「科捜研の女」「事件記者」「すばらしき臨終」「車椅子の弁護士・水島威」「京都潜入捜査官」「相棒」「料理少年Kタロー」「Pな彼女」「おみやさん」「恋する京女将・音姫千尋の事件簿」「明日の記憶」「京都南署鑑識ファイル」「オヤジ探偵」などがある。

死因は、大腿骨悪性骨腫瘍であった。47歳。

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