スティーブン・J・キャネル

脚本家・プロデューサー・作家・小説家・俳優(アメリカ)。本国アメリカでは、「伝説的テレビプロデューサー」として名を馳せていた。

アメリカ合衆国・オレゴン州ユージーンにあるオレゴン大学を卒業後、1968年、アメリカABCネットワークにて放送されていたロバート・ワグナー主演のテレビドラマ「スパイのライセンス」にて脚本を手掛けたことから注目を集め、以後、テレビドラマを中心に映画などでも脚本やプロデュースを担当した。一方で、作家として数々の小説も発表。

また、アクション俳優として世界的に著名なスティーブン・セガールが主役を演じ、ドン・マイケル・ポールが監督を務めた2002年のアクション映画「奪還/DAKKAN – アルカトラズ -」などいくつかの作品では、俳優として出演も果たしている。

脚本や制作を手掛けた主なテレビドラマ作品には、「特捜追跡班チェイス」「刑事コロンボ」「ロックフォードの事件メモ」「OH!ハードボイルド」「探偵ハード&マック」「刑事ハンター」「特攻野郎Aチーム」「パレスガード」「ザ・コミッシュ」「21ジャンプストリート」「スティングレイ」「リップタイド探偵24時」「反逆のヒーロー・レネゲイド(俳優として出演もしている)」「帰ってきた!!白バイ野郎ジョン&パンチ」「V.I.P.」「キャッスル – ミステリー作家は事件がお好き」などがある。

また、映画では、「21ジャンプストリート」「22ジャンプストリート」「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」「早熟のアイオワ」「THE THING/ザ・シング」「デーモンハンター」「恋のおかたづけしましョ!」など。

作家として発表した小説作品には、「The Tin Collectors(追われる警官)」「Vertical Coffin」「Three Shirt Deal」「On the Grind」「Vigilante」といった「シェーン・スカリー」シリーズ(シェーン・スカリー部長刑事を主役とした一連の作品)のほか、「Runaway Heart」「At First Sight」「殺人チャットルーム」「陰謀」「九龍城の闇」「マフィアをはめろ!」などがある。

死因は、メラノーマ(悪性黒色腫)であった。69歳。

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