末吉暁子

(すえよしあきこ)
児童文学作家。代表作に、「ママの黄色い子象」「雨ふり花さいた」などがある。

神奈川県横浜市出身。青山学院女子短期大学を卒業後、同大学での非常勤講師や、大手総合出版社である株式会社講談社への勤務などを経て、1975年に「かいじゅうになった女の子」でデビューを果たす。以後、数々の作品を発表、多くの賞も獲得した。

主な発表作品には、上述した「ママの黄色い子象」「雨ふり花さいた」「かいじゅうになった女の子」のほか、「ママ、あててみて」「もりのかくれんぼう」「ひとりっ子ジュン」「ハニーちゃんのいちごつみ(ハニーちゃんシリーズ)」「はらぺこさんふたり?」「デパートねずみにプレゼント」「ねこのえっちゃん」「学校で泣いたことある?」「にんぎょのいちごゼリー」「ちょうちょいろのワンピース」「でしゃばりおばけのおはるさん」「2級魔法使い黒ばらさん」「こうかん日記で魔法をかけて」「えんそくこわいぞあぶないぞ」「トキメキおまじない作戦」「いたずら子鬼のおくりもの」「妖精のこぶたチョコレート」「おしゃれなべべちゃん」「ぞくぞく村のミイラのラムさん(ぞくぞく村シリーズ)」「黒ばらさんの魔法の旅だち」「おばけのおはるさんのきもだめし」「きょうりゅうほねほねくん(シリーズ)」「ざわざわ森のがんこちゃん(シリーズ)」「地と潮の王」「チリチリ姫のぜったいないしょの冒険」「かいじゅうぼうやも一年生」「テーブルがおかのこうめちゃん」「テーブルがおかのモンスターの日」「赤い髪のミウ」「クルミ森のおはなし(シリーズ)」「おおかみとしちひきのこやぎ」「ねこにごようじん」「けしゴムおばけ」「まいごのかえるちゃん」「きょうはへんな日」「きょうりゅうほねほねくん(シリーズ)」「おばけのおはるさん」「チップのぼうけんたんじょう日」「おばけのおはるさんととらねこフニャラ」など、多数。

主な受賞歴には、日本児童文学者協会新人賞、日本児童文芸家協会新人賞、サンケイ児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(フジテレビ賞)、野間児童文芸賞、小学館児童出版文化賞などがある。

死因は、肺腺癌であった。73歳。

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